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2007年3月 5日 (月)

鷲野谷の歴史散策に行ってきました

昨日は、一日、手賀沼と松ヶ崎城の歴史を考える会主催の手賀沼沿岸鷲野谷の歴史散策に行ってきました。

天候にも恵まれ、4月の陽気ということで、歩いていると汗ばんでくるほど。鷲野谷は、中村先生ではないが、中世が残った地域。鎌倉時代か、室町時代くらいの景観も、なんとなく想像できそうな場所でした。

妙見曲輪を中心とした村落の様子、北の内古墳と「古墳之址碑」、医王寺、香取神社など、見所がいくつかまとまってあり、一日快適に回れました。これも、いろいろ準備をしてくれたNさんやOさん達のおかげです。

妙見曲輪は、戦国期の鷲野谷城に先駆けて、中世城館として存在したと思われるもので、今も星神社(鷲野谷青年館)の周辺を中心に所々に土塁が存在します。戦国時代には当地域は高城氏の勢力範囲にありましたが、その高城氏が小田原北条氏と運命をともにして没落すると、元々高城氏についていた当地の土豪染谷氏が帰農したのが、ここの旧家染谷家の先祖だといいます。「古墳之址碑」は、その染谷家の江戸時代から明治時代にかけての当主二代にわたり関心をもち、東京帝大にも依頼して調査した結果の記念碑です。

医王寺では、偶然出てこられた若いお坊さんから、いろいろ聞いてしまいましたが、絵馬と寅年しか公開されない仏像が印象に残りました。染谷家は大きな長屋門と曲り屋が特徴、ほかに別の民家で大きな庇が家屋の外に張り出したマテ屋という作りがある(以前柳戸で見たことがありましたが)のをここでも見ました。

最後に回った、香取神社は彫刻が立派で、登り龍、下り龍など、小さな社殿全面に彫刻が施されていましたが、女性陣から「可愛い」と声のあがったのが、波に兎の彫刻。しかし、波に兎という図柄はよく見ますが、陸上の動物である兎がなぜ波の上にいるのか、いまだに分かりません。

良い陽気に恵まれ、適度に運動もしたので快適な一日でした。

<香取神社の兎の彫刻>

Usagi

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コメント

 こんにちは。
 江戸時代後期の神社には、壮麗な彫刻が施されるものもあります。香取神社もその一つですが、S市にも竜が撒きついた柱や、二十四考という中国の説話的なものの一場面が描かれたりしているものなど、かなり多くの種類が彫られています。千葉県内では八千代市の飯綱権現の彫刻が素晴らしいと思います。「神社彫刻」関連のHPもありますよ。
 さて、「波に月」の彫刻の関係ですが、以前、文化財建造物を研究されている方から、琵琶湖地方に伝わる説話をもとに彫られたものだという話を聞いたことがありますので、参考になればと思いコメントします。
 なお、深く調べたことがありませんので、以下のとおり某HPの解説文から転載します。

【謡曲『竹生島』】
醍醐天皇の頃、大臣一行が竹生島明神に参詣するために琵琶湖にやってきます。そこへ翁と海女の乗る一隻の釣り船が通りかかり、一行はそれに同乗して竹生島へ向かいます。
春の長閑な湖畔の風景を眺めながらやって来た竹生島は、緑豊な樹木の影が湖面に鮮かに映へそこに泳ぐ魚の姿が正に「魚木に登る」ように見え、又月が湖面に映るときは月に住む兎も波間にかけていく様に、その幻想的な風景に一行は感嘆します。
船が島に到着すると、翁の案内で神前に向かいますが、そこで突然翁は龍神に、海女は天女(弁財天)に変わり、典雅な舞の中で一行は改めて竹生島の神々の霊験あらたかな事を思い知ります。

投稿: T(S市) | 2007年3月 7日 (水) 18時12分

Tさん、コメントをありがとうございます。いつぞやは資料もありがとうございました。竹生島の話、とても参考になりました。小生、滋賀県にもたまに行きますが、その伝説は知りませんでした。長年の謎の一つが解けました。
なお、染谷家に行ったときに、参加者のなかから滝田家住宅の話や、それに関連して瓢箪塚の話もでました。お近くですので、鷲野谷辺りと共通することも多いかと思います。

投稿: mori-chan | 2007年3月 8日 (木) 23時03分

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» 喪中 初詣 [lovie]
今年のお正月、友人から初詣に誘われた。 でも私、昨年祖父が亡くなって喪中真っ只中。 喪中で初詣に行くのは、一般的にはダメって聞くけど 私にはわからない。 [続きを読む]

受信: 2007年3月 5日 (月) 12時17分

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